こんなお悩みはありませんか?

1. 「休めば治る」と言われるが、再開するとすぐ痛む
これが最も多い悩みです。1〜2週間休んで「もう大丈夫だろう」と練習に戻ると、ジャンプやダッシュをした瞬間に痛みが再発します。
2. 日常生活の「何気ない動作」が苦痛になる
階段の上り下り: 特に「下り」で体重が乗った時に鋭い痛みが走る。
3. 周囲に痛みが伝わりにくい
骨折や捻挫のように腫れやギプスが見えるわけではないため、外見からは「普通」に見えてしまいます。
4. 運動強度のコントロールが難しい
アップをすれば体が温まって動けてしまうため、自分の限界を超えてプレーしてしまい、翌朝に激痛で後悔する…という判断の難しさに直面します。
5. パフォーマンス低下への焦りと恐怖
膝をかばうことで、他の部位に影響が出始めます。
「腱」の怪我は、筋肉よりも血流が乏しいため治癒に時間がかかります。
焦って「100%の練習」に戻すのではなく、まずは「痛みが出ない範囲の負荷」を慎重に見極めることが、結果として最短の復帰ルートになります。
膝蓋腱炎について知っておくべきこと

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)は、膝のお皿とすねの骨をつなぐ「膝蓋腱」に繰り返し負担がかかり、微細な損傷や炎症などが生じることがあるスポーツ障害です。
主な要因の一つとして、ジャンプや着地、ダッシュなどの動作を繰り返すことによる使いすぎ(オーバーユース)が挙げられます。特に太ももの筋肉(大腿四頭筋)の柔軟性が低下していると、膝蓋腱への牽引力が強くなり、負担が増える場合があります。
主な症状は膝のお皿のすぐ下に現れる痛みです。初期の段階では運動時だけに痛みを感じる場合もありますが、症状が進行すると階段の上り下りなど、日常生活でも痛みを感じることがあります。休息によって一時的に痛みが軽くなっても、運動を再開すると再び痛みが現れる場合があるため、身体の状態に合わせた休息やアイシング、ストレッチ、段階的な運動量の調整などを行うことが大切です。
症状の現れ方は?

初期の段階では、運動の開始時や終了後に膝のお皿の下に重だるさや軽い痛みを感じることがあります。身体が温まることで一時的に痛みが軽くなる場合もあるため、そのまま競技を続けてしまうことがあります。
症状が進行すると、運動中にも痛みを感じるようになり、ジャンプの踏み切りや着地時などに強い痛みが現れる場合があります。さらに症状が強くなると、階段の上り下りや椅子から立ち上がる動作、しゃがむ動作など、日常生活でも痛みを感じることがあります。
また、症状によっては安静時にも痛みを感じる場合があります。膝蓋腱への負担が続き、腱の状態が悪化すると、部分断裂や完全断裂につながる可能性もあります。そのため、「まだ動けるから大丈夫」と無理をせず、違和感を感じた段階から身体の状態に合わせたケアを行うことが大切です。
その他の原因は?

大腿四頭筋(太ももの前側)の使いすぎは、膝蓋腱への負担に関係する要因の一つです。
ジャンプや着地、急なストップ動作を繰り返すと太ももの筋肉が強く働き、その力が膝蓋腱へ伝わります。この負担が繰り返されることで、腱に微細な損傷が蓄積し、炎症や組織の変性につながる場合があります。
さらに、以下のような要因も膝蓋腱への負担に関係することがあります。
柔軟性の低下:太ももの筋肉が硬いと、膝の曲げ伸ばしの際に膝蓋腱への牽引力が強くなる場合があります。
急激な負荷の増加:練習量や運動強度を急に増やすことで、膝への負担が大きくなることがあります。
運動環境:硬い床での練習や、クッション性の低いシューズの使用などが膝への負担につながる場合があります。
身体のバランス:股関節や足首の動きが低下していることで、膝に負担が集中する場合があります。
これらの要因が重なることで膝蓋腱への負担が大きくなり、症状につながることがあります。
膝蓋腱炎を放置するとどうなる?

膝蓋腱炎をそのままにして運動を続けると、膝蓋腱への負担が続き、腱の組織に変性が生じる場合があります。
症状が長引くと腱の柔軟性が低下したり、組織が厚くなったりすることがあり、回復までに時間を要する場合があります。その結果、運動時だけでなく、階段の上り下りや椅子から立ち上がる動作など、日常生活でも痛みを感じるようになることがあります。
また、痛みをかばう動作が続くことで、反対側の膝や股関節、腰など、ほかの部位にも負担がかかる場合があります。さらに症状が強い場合には、膝蓋腱の部分断裂や完全断裂につながる可能性もあります。状態によっては手術や長期間のリハビリが必要になることもあるため、痛みや違和感を感じた段階で運動量を見直し、適切なケアを行うことが大切です。
当院の施術方法について

当院では、膝の痛みが出ている部分だけでなく、身体全体のバランスにも着目しながら施術を行います。まず、骨盤や骨格など身体全体のバランスを確認し、必要に応じて骨盤矯正を行うことで、膝への負担が集中しにくい状態を目指します。また、大腿四頭筋など膝周囲の筋肉の状態も確認しながら施術を行います。
さらに、筋肉や筋膜にアプローチする筋膜リリースや、身体の状態に合わせて電気施術(ハイボルト)などを取り入れ、痛みや筋肉の緊張の軽減を図ります。また、歩き方や身体の使い方についてお伝えしたり、セルフストレッチの方法を案内したりすることで、日常生活で膝にかかる負担を見直し、再発予防につながるようサポートします。
軽減していく上でのポイント

膝蓋腱炎の症状を軽減していくためには、大腿四頭筋(太ももの前側)など膝周囲の筋肉の柔軟性を保つことが大切です。筋肉が硬くなることで膝蓋腱への牽引力が強くなり、負担が増える場合があります。身体の状態に合わせてストレッチを行い、膝への負担を軽減していきましょう。また、膝のお皿周囲についても、強い刺激を避けながら無理のない範囲でケアすることが大切です。
次に、運動量や運動強度を調整することも重要です。痛みがある場合には無理をして運動を続けず、身体の状態に合わせて負担を調整しましょう。筋力トレーニングを行う場合も、痛みの程度を確認しながら段階的に取り入れることが大切です。膝蓋腱炎では、身体の状態に応じてエキセントリックトレーニングなどが取り入れられることもあります。
あわせて、股関節や足首の柔軟性を保つことで、着地時などに膝へ負担が集中しにくい状態を目指します。必要に応じてサポーターやテーピングなどを活用しながら、膝への負担を調整することも症状の軽減につながります。