悩みタイトル

椅子から立ち上がったり、座ろうとした時に膝に痛みが出る。
膝の痛みが酷く、正座しようとすると痛みが走り、継続して座れない。
膝の変形が時間経過と共に徐々に悪化し、O脚等になり、関節などへ多大な負担がかかってしまう
膝の中に水が溜まり、病院で抜いても、しばらくすると溜まってしまう。
ウォーキング、ランニングなど運動をしたいけど、膝の痛みが原因でできない。

このような症状でお困りの方は、『変形性膝関節症』かもしれません。

変形性膝関節症に対する当院の考え

変形性膝関節症は、主に中年以降に発症し、女性に多く見られる症状です。

症状には膝の痛みや足のO脚などの変形が含まれます。
加齢による膝関節軟骨のすり減りが主な原因であり、女性では加齢に伴うホルモンバランスの変化も要因として関与していることが多いです。

現在、2000万人以上の方が変形性膝関節症で悩んでいると推定されています。
症状の進行により、最初は片膝だけであった症状が次第に両膝に広がり、O脚などの変形が現れることもあります。

変形性膝関節症の施術方法としては、ヒアルロン酸や消炎鎮痛剤の処方などが行われる一方、筋肉や関節へのアプローチを通じて軽減を目指すこともあります。

もし変形性膝関節症でお悩みであれば、一人で悩まずに当院までお気軽にご相談ください。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

変形性膝関節症を放置すると、症状が徐々に悪化し、強くなっていくことがあります。
主な原因は加齢による膝関節の軟骨のすり減りであり、時間の経過とともに症状や痛みが進行する傾向があります。

変形性膝関節症は三つの段階に分類されます。
初期症状では、起床時や身体を動かす際に膝のこわばりを感じ、歩行や階段の上り下りなどで鈍い痛みが現れます。
中期症状では、正座やしゃがむ動作が膝の痛みで困難になり、膝の変形が徐々に現れてきます。
末期症状では、膝関節の軟骨がほぼなくなり、骨同士が直接接触することで激しい痛みが生じ、日常生活に大きな影響を及ぼします。

症状が進行すると、運動量が減少し、筋力不足になることがあります。
筋力の低下は膝への負担を増加させ、痛みをさらに悪化させる要因となります。
一部の深刻な症例では手術が必要となる場合もあり、最悪の場合には寝たきり生活に至ることもあります。

変形性膝関節症の軽減方法

変形性膝関節症が悪化すると、痛みによって足の動きが制限され、その結果として膝周りの筋力が低下し、膝関節が不安定になります。

これにより膝への負担が増加し、痛みが強くなるという負のスパイラルが生じます。
この負の連鎖を断ち切るためには、膝周りの筋肉を鍛えて膝の負担を軽減する必要があります。

大腿四頭筋は特に重要であり、膝の痛みを緩和するクッションの役割を果たします。
また、股関節内転筋は膝のO脚への変形を抑える役割を果たします。これらの筋肉を十分に鍛えることで、変形性膝関節症の症状の軽減が期待できます。

また、大腿四頭筋のストレッチも痛みの軽減に役立ちます。適切なストレッチを行うことによって、筋肉の緊張が緩和され、痛みが軽減する効果が期待できます。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

当院では変形性膝関節症の施術に、衰えた大腿四頭筋への電気刺激を利用したEMS(電気筋肉刺激)と呼ばれる高周波電気施術器を使用しています。
この施術により筋力不足の改善を目指し、筋肉トレーニングを行います。
同時に、インナーマッスルも鍛えることで骨盤や膝関節への変形や痛みを予防し、再発を防ぐことを目指します。

この施術により膝関節のサポートが可能となり、変形性膝関節症の方にとって症状の軽減が期待できます。
また、電気施術は筋肉、関節、神経に作用し、疼痛の軽減にも寄与するため、膝関節の痛みを軽減することが期待できます。

さらに、O脚の矯正や膝の痛みに関与する大腿四頭筋に対して鍼施術も行います。
鍼は鎮痛効果があり、変形性膝関節症の症状の緩和に役立つと考えております。

その施術を受けるとどう楽になるのか

EMSによる筋トレや、O脚への矯正、痛みへの鍼施術は、変形性膝関節症による膝の痛みを最小化し負担を減らす効果が期待できます。

これらの施術を繰り返し行うことで、大腿四頭筋や股関節内転筋を強化し、変形性膝関節症によるO脚の変形を抑え、緩和することが期待できます。

しかし、症状が緩和した後も重要なのは、運動習慣や膝関節に負担をかけない生活習慣を整えることです。
日常生活や仕事、趣味の中で痛みに悩むことなく、自由に活動できるような生活を送ることが目標となります。

定期的な運動やストレッチ、体重管理など、膝への負担を軽減する取り組みを続けることで、変形性膝関節症の再発を予防することが期待できます。

軽減するために必要な施術頻度は?

ご来院の頻度が高ければ高いほど、軽減への期待が高まることは確かです。

症状がある場合は放置せず、通える範囲内で定期的に施術を受けることが大切です。

大腿四頭筋や股関節内転筋の筋力トレーニングや膝の痛みの軽減を目指し、施術後は自宅でのセルフケアも行いましょう。
大腿四頭筋のストレッチや簡単な体操を取り入れることで筋力や柔軟性を維持・向上させることが期待できます。

健康的な身体造りを続け、症状の軽減と再発予防に取り組んでください。
ただし、ご自身の都合や症状に応じて、施術の頻度やセルフケアの内容を調整することも大切です。

まずはお気軽にご相談ください!