坐骨神経痛の改善報告
患者様の年代
30代
患者様の性別
男性
ご職業・生活スタイル
デスクワーク中心の生活です。
症状の発生時期・きっかけ
毎日9時から20時まで、ほぼ座りっぱなしのデスクワークが続いていました。コロナ禍以降はリモートワークが増え、自宅の椅子で長時間作業する生活になったことがきっかけです。最初はお尻の奥に違和感を覚える程度でしたが、約2か月前から症状が強まりました。右のお尻から太ももの裏、ふくらはぎ、外くるぶしにかけて電気が走るような痛みが出るようになり、特に座って30分ほどで痛みが増し、1時間ほどで立ち上がる際に力が入りにくい感覚がありました。立ち上がった後もしばらくは足を引きずるような状態が続いていました。
日常で何ができなくて困っていたか?
長時間座ることが難しく、映画館や新幹線での2時間以上の移動に強い不安がありました。車の運転も30分ほどでつらくなり、以前は問題なく行けていた日帰りのドライブも控えるようになりました。買い物中も、20分ほど歩くと右脚のしびれが強まり、レジに並ぶことが負担になっていました。ご自宅では床に座って過ごすことができず、横になって休むことが多かったそうです。特に夜間は痛みで2〜3回目が覚めてしまい、朝から疲労感が残る状態が続いていました。
どのような施術を行ったか?
骨盤の歪みと、臀部深層にある梨状筋の過度な緊張により神経への負担が生じている可能性が考えられたため、手技による骨盤矯正を行いました。身体の土台である骨盤の位置を整えることで、神経周囲のスペースの軽減が期待できます。あわせて、深部まで刺激が届くEMSを使用し、痛みや炎症が強い部位へ段階的にアプローチしました。さらに、手技では届きにくい深層筋に対して、持続的な圧を用いた筋膜への調整も組み合わせています。施術後には、再発予防を目的として臀部のストレッチや体幹を安定させるインナーマッスルのセルフケア指導を行い、ご自宅でも継続して取り組んでいただきました。
施術のポイント・解説
坐骨神経痛は、神経が通る背骨や骨盤まわりの歪みが関係しているケースが多く見られます。デスクワークによる姿勢の乱れで骨盤が不安定になると、その影響が背骨全体に及び、神経や周囲の筋肉に負担がかかりやすくなります。そのため、骨盤の位置を整えることで神経への圧迫の軽減を目指しました。また、坐骨神経の近くを通る梨状筋は、長時間の座位により緊張しやすいため、手技や筋膜への調整で丁寧に緩めています。急性期には痛みや炎症への配慮が必要なため、電気刺激を用いた施術を併用し、身体への負担を抑えながら症状の軽減が期待できる対応を行いました。
通院頻度・期間の目安
初期は痛みやしびれが強く出やすい時期のため、早期の状態安定を目的として週2〜3回の通院を目安としました。期間の目安は発症直後から約2週間〜1か月です。その後、日常生活での負担が軽減されてきた段階では、身体の安定と再発予防を目的に週1回の通院へ移行しました。この時期はおおよそ1か月〜3か月が目安となります。
施術後の変化・現在の状態
施術当日は、強く出ていた痛みやしびれが和らぎ、感覚の変化を感じられることがありました。筋肉への調整後は臀部や太ももの緊張が軽減し、動かしやすさを実感される場面もありました。通院開始から1〜2週間ほどで痛みの波が落ち着き、座れる時間が徐々に延びてきました。現在は日常生活での負担が軽減され、安定した状態を目指して通院を継続されています。
患者様からの喜びの声
長く悩んでいた坐骨神経痛の痛みが軽減され、気持ちも前向きになりました。以前は座ること自体が負担でしたが、今では日常生活を過ごしやすくなっています。趣味の時間も少しずつ楽しめるようになり、継続して身体のケアをしていきたいと思っています。
担当者からの結び・アドバイス
坐骨神経痛は日常生活での姿勢や身体の使い方が大きく影響します。長時間同じ姿勢を続けないよう意識し、座る際は腰への負担を減らす工夫を取り入れてください。痛みが落ち着いている時期には、無理のない範囲でのウォーキングやストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保つことが大切です。身体を冷やさないことも意識しながら、ご自身のペースで継続的なケアを行っていきましょう。







