顎関節症は、ネットワークの普及やデスクワークの増加に加え、ストレス社会の影響により、症状が現れる方が増えてきています。その結果、年々自覚する方が多くなり、現代病の一つといわれています。

顎の不調を抱えたまま日常生活や仕事を続けると、パフォーマンスの低下につながり、施術費の負担も増える可能性があります。

顎関節症は、食事の際に症状が出やすく、口を開けるたびに痛みや動かしづらさを感じることがあり、放置すると徐々に悪化することが考えられます。

顎の症状にお悩みの方は、一度当院へお越しいただき、ご相談や施術を受けてみてください。

顎関節症のはっきりとした原因には不明な点が多いですが、症状を抱えている患者様の多くに、次の3つの要因が関係していると考えられます。

1つ目は猫背などの前傾姿勢です。
デスクワークなどで長時間作業をしていると、頭が前方へ移動しやすくなります。この姿勢が続くことで、首や肩周りの筋肉が過剰に働き、やがて顎周りの筋肉も硬くなり、食いしばりが強くなることで顎関節症につながりやすくなります。

2つ目はストレスです。
ストレスが強くなると、全身の筋肉が緊張しやすくなり、顎周りの筋肉にも負担がかかることが多いです。

3つ目は生活習慣です。
上記のような環境が継続することで、顎関節症の症状が現れやすくなると考えられます。症状の軽減を目指すためには、患者様ご自身が生活習慣を見直し、改善していくことが大切です。

顎関節症は、症状があっても軽度であれば自然治癒力によって症状が軽減することがあります。そのため、一時的に慣れてしまうことも少なくありません。

しかし、日々の生活習慣によって症状が進行し、重くなる場合があります。軽度の顎関節症であれば、負担をかけないように安静にすることで症状が落ち着くことが多いですが、重度になると自然治癒力だけでは十分に回復しないことがあります。

放置すると、顎の炎症や顔の骨格の歪み、脊椎の歪みにつながり、全身へ影響を及ぼす可能性があります。症状が進行すると、しびれやめまい、肩こり、腰痛などの症状を併発し、日常生活に支障をきたすことがあります。

顎関節症を放置すると、症状の軽減に時間がかかるため、早めのご相談や施術が大切です。

顎関節症は、身体全体の関節の歪みや周囲の筋肉が硬くなることで発生すると考えられています。症状を緩和するためには、これらの原因にアプローチすることが大切です。

当院では、顎周りの筋肉のつらさを和らげることや、原因の一つである身体の歪みに対する施術を行うことが重要だと考えています。

まず、硬くなった顎・首・肩・頭の筋肉を緩め、顎関節の歪みを整えるために、ドライヘッド矯正を行います。また、全身の歪みを調整するために、全身矯正も取り入れています。硬くなった筋肉や関節を動かし、緊張をほぐしていきます。

これらの施術を繰り返し行うことで、少しずつ症状の軽減が期待できます。

当院のドライヘッド矯正や全身矯正を行うことで、顎関節症の症状が緩和しやすくなり、患者様の負担が減ることが期待できます。

ドライヘッド矯正では、顎周りの筋肉を緩め、顎関節の歪みを整えることで、顎の痛みや動かしづらさの軽減が期待できます。

また、全身矯正を行うことで、脊椎や関節の動きをスムーズにし、全身の筋肉の緊張をほぐすことで、根本的な原因へのアプローチを目指します。これらの施術を継続することで、顎関節症に付随するしびれ・めまい・肩こり・腰痛などの症状も、徐々に緩まりやすくなります。

症状が軽くなった後も、運動習慣を増やし、スマートフォンの使用を控えることで、再発防止につながります。

日常生活や仕事、趣味を楽しむ際に痛みに悩まされることなく、快適な生活を送るための身体づくりを目指しましょう。

患者様のご都合にもよりますが、なるべく多くご来院いただき施術を受けていただくことで、顎関節の痛みや動かしづらさの症状が軽減しやすくなります。施術の頻度が低いと、症状が強くなり、患者様の負担が大きくなる可能性があります。

お仕事やご予定でお忙しい場合でも、最低でも週に2回は通院し、筋肉の痛みを緩和し、硬くなってしまった筋肉をほぐしていくことを目標にしましょう。

また、施術に加えて、日常生活の中で自宅でできるセルフケアを取り入れることも大切です。特に、お仕事の開始前・途中・終了後に適切なセルフケアを行うことで、健康的な身体づくりや症状の再発防止につながります。

日常の習慣を見直しながら、快適な生活を目指していきましょう。